おお次郎が体調を崩しました。
数日前、部屋の中で遊んでいる時に、開口呼吸を時折していました。
ここ数日 朝晩は涼しいけど、日中は暑い静岡。
「そうか今日は暑いもんね」
そのくらいに思い、エアコンのスイッチオンにして様子を見ていると、
その後は穏やかに見えました。
が、夜、やっぱり気になり、何度か見ると、他の子より明らかに呼吸が速い。
何度か、他の子のように体勢を整えてあげるけど、しばらくすると、呼吸が楽になる姿勢に自然となる状態でした。
次の日、婆さま(人間の)はデイサービスの無い一日、家に居る日でした。
当然の如く、嫁の私は見てあげなければならないのですが(目が離せません)
婆さまと おお次郎を天秤にかけたら、明らかに、おお次郎クンの方が重く←鬼嫁
朝一で病院に直行しました。
病院では まず体重測定。
先生「少し痩せたねェ」
と言いつつも、測定器には 1450gの数字が。
確かに いつもは1700gだから痩せたんだけど・・・
そして、その後、レントゲンを撮り、しばらくすると呼ばれました。
先生「ちょっと難しい状態ですね・・」
今しがた撮ったばかりのレントゲン写真を見ながら、先生が病名、今の症状を説明していきます。
「縦隔型リンパ腫ですね。心臓の下に出来た腫瘍が圧迫して呼吸が大変な状態ですね
今、酸素室に入れましたが、この後、ICUに入れて様子を見ますが、体力が持つか心配です」
頭の中が真っ白になる。ってこう云うことなんだなって初めて思いました。
先生の説明の言葉を冷静に聞いているつもりですが、
頭の中は
「おお次郎が死ぬ?居なくなる?リンパ腫?誰が?おお次郎が?」
そんな事がグルグルと回っています。
しっかりと説明を聞いて わからない事を先生に質問しているのに、
まるで他人の家の子の話をしているような・・
頭の中で今、現実に目の前で起こっていることを受け入れようとしているのに、
受け入れられない自分が居る。
おお次郎を病院に預け、自宅に帰宅後も、何もする気にならず、
椅子に座り ただただ頭の中を整理しなくては、そんな思いでした。
そんな私を見て旦那が
「きゅう太郎はどうしてる?あいつが元気なら おお次郎も大丈夫さ」
そんな言葉を聞き、おお次郎を我が家にお迎えした日を思い出しました。

12月の寒い日。おお次郎と きゅう太郎は我が家にやってきました。
その日、成田に着いたばかりの子を静岡の鼬友達数名と見に行き、
その仲間達と一緒にお迎えしたのが、おお次郎と きゅう太郎でした。
当初、1鼬のつもりでしたが、何故か、我が家がお迎えする予定の子(おお次郎)から
離れない子が1鼬。それが きゅう太郎でした。
「お前たちは、我が家に来て、仲良く育って共に長生きするんだぞ」
おお次郎に良く似た先代を苦い思いで見送った思いのある旦那は
おお次郎と きゅう太郎を抱きながら、 そんな言葉を言ったことを覚えていました。
そして、数名が一緒にお迎えしたから、名前も、みんなで考え、
何故か、「おばけのQ太郎」シリーズになり、
個々のお宅の子には、それぞれ、おばけのQ太郎のキャラクターの名前が
命名され
あるお宅は 「こいけ」 あるお宅は「どろんぱ」そして 「P-子」
そして我が家は きゅう太郎に おお次郎。
そんなふざけた名前をつけて、ショップに人には呆れられた日から、
もうすぐ5年。
気がつけば5年が経とうとしていました。
来月には、きゅう太郎、おお次郎、揃って 5歳の誕生日を迎えます。
小さな時、虚弱児で食が細く、死にかけたこともあった おお次郎。
「食べろ食べろ。食べて大きくなあれ
」
そんな思いを いっぱい込めて給仕したこともあり、気がつけば、
食べ過ぎたのか、すんごい大きくなりすぎていたけど、
元気いっぱいに育ってくれました。
飼い主が言うと、親馬鹿になるけど、本当にいい子に育ってくれました。

そんな おお次郎がリンパ腫。
今日も、様子を見に行きながら、今日の様態。そして今後の治療について先生と話してきました。
が、今だ頭の中で、いろいろな事が整理できずにいます。
あと、どの位、一緒にいれるんだろう。
一日一日を大事にしないといけないんだよね。
とか思うけど、あの子を抱っこして撫でてあげるまで、実感がなく、
前を向かないといけないってわかっていながら、
現実を受け止めてあげるのが怖いって思ったり。
まったく 弱い飼い主です。
意気地なしの母です。
わかっちゃいるんだけどねェ。
でも、唯一、安心できたのは、
今日、見舞った時、本鼬は、へそ天で気持ち良さそうに寝ていました。
母が来たことも気づかず、爆睡かよ。と思いましたが、
へそ天は安定している証拠なんだよね。

(上は自宅での へそ天昼寝風景です。病院では、もう少し控えめな へそ天でした。あしからず)
今日の日記は、久しぶりにミクシーに出没してきたのに、
思いっきり、後向きで、思いっきりブルーになっちゃった。
でも、でもね。
誰かに聞いてほしかった。
声には出して泣かないけど、心の中で泣いている声を聞いてほしかった。
心の中の声を聞いてもらったら、前に歩き出せるよね。
きっとで。
現実を受け止めて 前に進めるよね。ガッツポーズで。
相変わらず長い日記を最後まで読んでくれてありがとう。
頭の中を整理して、あの子が帰ってくるのを
身体をウオーミングアップして待っています
数日前、部屋の中で遊んでいる時に、開口呼吸を時折していました。
ここ数日 朝晩は涼しいけど、日中は暑い静岡。
「そうか今日は暑いもんね」
そのくらいに思い、エアコンのスイッチオンにして様子を見ていると、
その後は穏やかに見えました。
が、夜、やっぱり気になり、何度か見ると、他の子より明らかに呼吸が速い。
何度か、他の子のように体勢を整えてあげるけど、しばらくすると、呼吸が楽になる姿勢に自然となる状態でした。
次の日、婆さま(人間の)はデイサービスの無い一日、家に居る日でした。
当然の如く、嫁の私は見てあげなければならないのですが(目が離せません)
婆さまと おお次郎を天秤にかけたら、明らかに、おお次郎クンの方が重く←鬼嫁

朝一で病院に直行しました。
病院では まず体重測定。
先生「少し痩せたねェ」
と言いつつも、測定器には 1450gの数字が。
確かに いつもは1700gだから痩せたんだけど・・・
そして、その後、レントゲンを撮り、しばらくすると呼ばれました。
先生「ちょっと難しい状態ですね・・」
今しがた撮ったばかりのレントゲン写真を見ながら、先生が病名、今の症状を説明していきます。
「縦隔型リンパ腫ですね。心臓の下に出来た腫瘍が圧迫して呼吸が大変な状態ですね
今、酸素室に入れましたが、この後、ICUに入れて様子を見ますが、体力が持つか心配です」
頭の中が真っ白になる。ってこう云うことなんだなって初めて思いました。
先生の説明の言葉を冷静に聞いているつもりですが、
頭の中は
「おお次郎が死ぬ?居なくなる?リンパ腫?誰が?おお次郎が?」
そんな事がグルグルと回っています。
しっかりと説明を聞いて わからない事を先生に質問しているのに、
まるで他人の家の子の話をしているような・・
頭の中で今、現実に目の前で起こっていることを受け入れようとしているのに、
受け入れられない自分が居る。
おお次郎を病院に預け、自宅に帰宅後も、何もする気にならず、
椅子に座り ただただ頭の中を整理しなくては、そんな思いでした。
そんな私を見て旦那が
「きゅう太郎はどうしてる?あいつが元気なら おお次郎も大丈夫さ」
そんな言葉を聞き、おお次郎を我が家にお迎えした日を思い出しました。

12月の寒い日。おお次郎と きゅう太郎は我が家にやってきました。
その日、成田に着いたばかりの子を静岡の鼬友達数名と見に行き、
その仲間達と一緒にお迎えしたのが、おお次郎と きゅう太郎でした。
当初、1鼬のつもりでしたが、何故か、我が家がお迎えする予定の子(おお次郎)から
離れない子が1鼬。それが きゅう太郎でした。
「お前たちは、我が家に来て、仲良く育って共に長生きするんだぞ」
おお次郎に良く似た先代を苦い思いで見送った思いのある旦那は
おお次郎と きゅう太郎を抱きながら、 そんな言葉を言ったことを覚えていました。
そして、数名が一緒にお迎えしたから、名前も、みんなで考え、
何故か、「おばけのQ太郎」シリーズになり、
個々のお宅の子には、それぞれ、おばけのQ太郎のキャラクターの名前が
命名され

あるお宅は 「こいけ」 あるお宅は「どろんぱ」そして 「P-子」
そして我が家は きゅう太郎に おお次郎。
そんなふざけた名前をつけて、ショップに人には呆れられた日から、
もうすぐ5年。
気がつけば5年が経とうとしていました。
来月には、きゅう太郎、おお次郎、揃って 5歳の誕生日を迎えます。
小さな時、虚弱児で食が細く、死にかけたこともあった おお次郎。
「食べろ食べろ。食べて大きくなあれ

そんな思いを いっぱい込めて給仕したこともあり、気がつけば、
食べ過ぎたのか、すんごい大きくなりすぎていたけど、
元気いっぱいに育ってくれました。
飼い主が言うと、親馬鹿になるけど、本当にいい子に育ってくれました。

そんな おお次郎がリンパ腫。
今日も、様子を見に行きながら、今日の様態。そして今後の治療について先生と話してきました。
が、今だ頭の中で、いろいろな事が整理できずにいます。
あと、どの位、一緒にいれるんだろう。
一日一日を大事にしないといけないんだよね。
とか思うけど、あの子を抱っこして撫でてあげるまで、実感がなく、
前を向かないといけないってわかっていながら、
現実を受け止めてあげるのが怖いって思ったり。
まったく 弱い飼い主です。
意気地なしの母です。
わかっちゃいるんだけどねェ。
でも、唯一、安心できたのは、
今日、見舞った時、本鼬は、へそ天で気持ち良さそうに寝ていました。
母が来たことも気づかず、爆睡かよ。と思いましたが、
へそ天は安定している証拠なんだよね。

(上は自宅での へそ天昼寝風景です。病院では、もう少し控えめな へそ天でした。あしからず)
今日の日記は、久しぶりにミクシーに出没してきたのに、
思いっきり、後向きで、思いっきりブルーになっちゃった。
でも、でもね。
誰かに聞いてほしかった。
声には出して泣かないけど、心の中で泣いている声を聞いてほしかった。
心の中の声を聞いてもらったら、前に歩き出せるよね。
きっとで。
現実を受け止めて 前に進めるよね。ガッツポーズで。
相変わらず長い日記を最後まで読んでくれてありがとう。
頭の中を整理して、あの子が帰ってくるのを
身体をウオーミングアップして待っています